静岡大学OBグリークラブ

HOME >> 活動報告 > 静大文理・人文同窓会東京支部総会で学生歌を唄う


 静大文理・人文同窓会東京支部総会で学生歌を唄う

  月 日: 2011年6月18日(土)
   会 場: 東京 南青山会館

 6月18日(土)南青山会館での静大文理・人文同窓会の東京支部総会に、関東支部として参加して、愛唱歌を3曲披露し、学生歌の歌唱指導及び全員での合唱をしました。

 出席者は下記の9名でした。

 T1:太田、藤井、T2:麻妻、広瀬(応援)、B1:中村、杉田、B2:菅井、酒井、田中の9名で、バリトンには杉田さんが加わり、広瀬さんがセカンドに回ってくれたため、ダブル・カルテット+1バスとなり、バランスの取れた演奏ができ、主催者にも喜んでいただけたようです。

 東京支部総会は震災の影響もあってか、去年より参加者は少なく、特に、去年3名あった女性が0になってしまい残念がっていました。

  進行は去年と同じく押せ押せでしたが、今年は会議場に入れたので、精神的ストレスはあまりなく、むしろ大学や同窓会の実情認識が出来ました。 「静岡大学はいま」と題した佐藤誠二人文学部長の講演も切実でした。 法人化以降の地方の国立大学の抱える厳しい状況の中で、同窓会の寄付講座による資金、人材両面での支援が、大きな力、励みになっているとのことでした。

 30分押しとなった2時30分、懇親会の開始のところで出番となり、
    1) 静大グリークラブ団歌「わが歌」 日本語(1、2番) 
    2) Staendchen ドイツ語(1番のみ)
    3) 希望の島 日本語(1、2番)

を歌った後、「静大・学生歌」の歌唱指導に入り、我々が1番を斉唱、3番を合唱で歌ってから、短かく切って皆で歌う全員合唱となり、皆さん積極的に歌われて盛り上がりました。

 これに刺激されてか、シューベルトの「鱒」をドイツ語のアカペラで歌われた80代の方が現れ、終盤には旧静高寮歌「地のさざめごと」をほぼ全員で熱唱しました。

 昨年の秋に1961年から50回続いた「日本寮歌祭」が幕引きになったそうですが、この会長を50年続け、旧静高の3年間を仰秀寮で過ごした中曽根元総理が、この最後の寮歌祭での感慨を書かれた文芸春秋の記事を菅井さん経由でもらいました。

  「寮歌祭の参加者達も、当時に戻ってあの頃の自由奔放さと真面目さとバンカラ青春に浸っていた。 寮歌を歌えば自づと当時に戻り純粋で熟した自分に還るのだ。  総理大臣になって官邸に入った時は、まさに旧制高校の寮歌を歌わんとする気持ちだった。」

  同窓会支部長もOBグリーを紹介する時に、「同窓生を繋ぐ絆が歌なのでは」 と話されましたが、「歌の持つ魅力、大きな力」 にあらためて気づいた次第です。

 参加の何人かの皆さんから、静大関係者全員で歌える歌として是非この学生歌『われら若人』を広めたいとの意見を頂きました。 早速農学部同窓会の鵜飼事務局長から来年は是非農学部の同窓会総会で歌って欲しいとの依頼を菅井理事長が受けました。

2011年6月19日  関東支部 藤井良昭 記  

ページトップへ戻る  .

 2011.6.20 (作成:寺田)