静岡大学OBグリークラブの紹介

私達OBグリークラブは、半世紀前に静岡や浜松の地で大阪音楽大学名誉教授の浦山弘三先生にご指導戴き、若い情熱を注いでいました。 その後、卒業して40年後に集まった一部のメンバーの発案によって、毎年1回は昔の歌を歌い、懐かしい仲間と夜を徹して話し合う同窓会が実施してまいりました。

最近では、静岡県の合唱祭、東京男声合唱フェスティバル、そして白馬村で開催される夏の終りコンサートへも定期的に参加しております。 このためには、関東、関西、母校の各支部では、毎月定期的に集まって独自の練習を実施しています。 全員が年に1回は集まる『七夕合唱団』ですが、学生時代に戻って真剣な練習を行い、男声合唱の重厚なハーモニーを楽しんでいます。

今後もメンバーが一体となって精進を続けたいと思います。 グリーのOBの方々のご参加は勿論、静岡大学卒業生や関係者のご参加も期待しております。


私たちが愛唱している歌を紹介致します。

 静岡大学の学生歌

われら若人 (演奏録音)
発足10周年記念演奏会(2010年7月25日、浜松市福祉交流センターホール )での演奏、mp3形式。 2番からは合唱用に転調しています。

われら若人 (簡易伴奏編曲によるピアノ伴奏付き楽譜)
この楽譜では、ピアノ演奏の心得が多少ともある人なら、誰でも演奏できるようにと、編曲したものである。 この簡易伴奏編曲版は、2015年6月27日に開催された「静岡大学同窓会静岡県交流会」のイベントとして出演したわが静岡大学OBグリークラブがCD盤の演奏と共に、会場のみなさんと一緒に歌ったのが、最初である。この時、大学の関係者などに、このCDと印刷された楽譜が配布された。
われら若人ピアノ伴奏付 (ピアノ伴奏版)

 静岡大学OBグリークラブの団歌

わが歌
合唱のひととき(2011年5月28日、さわやかちば県民プラザホール )での演奏、mp3形式


浦山弘三先生のご紹介

声楽家、テノール。

1925年東京に生まれる。 1950年東京音楽学校声楽科卒業後、東京放送合唱団員として演奏活動をはじめる。 その後活動拠点を関西に移し、日本歌曲とドイツ歌曲を中心としたリサイタルは多数に及び、その成果による受賞多数。 合唱界では指揮者として合唱団の育成に力を尽くし、また各地の合唱コンクールの審査員としても活躍された。

一方で、大阪音楽大学教授として後進の指導にあたるかたわら、関西二期会常任理事など多くの文化団体の理事をつとめ、これらの功で、西宮市民文化賞、神戸文化賞を受賞。 2006年に瑞宝中授章を叙勲。 大阪音楽大学名誉教授。

2010年2月15日午後8時半、肺炎のため兵庫県西宮市のご自宅でご逝去される。 84歳。